管楽器リペア

木管・金管楽器はキー・ピストン・ロータリー・抜差管など精密なパーツとコルク・フェルト・タンポなど消耗品も使用されています。常に最適な音色・正確なピッチ・そして演奏性能を発揮するには、専門技術者によるメンテナンスが必要です。

修理の必要性

息漏れ→木管楽器のタンポ破れや変形、金管楽器のピストンの摩耗、唾抜きコルクの破損により息漏れが生じ、楽器の鳴りが著しく低下します。音程にも影響します。

凹み→金管楽器の入り口(マウスパイプ〉と出口(ベル)周辺の大きな凹みは音程に影響します。また、トロンボーンのスライドは特にスムーズな動きが大事です。

キイの動き→キイの変形やネジ部の錆、針バネの破損等によって、音と音が滑らかに繋がらなくなり、木管の役目が果たせません。

抜き差し管の変形→曲がり、緩みによって組み立て、音程調整に苦労するだけでなく、音程にも影響します。

技術者:笠野 光雄

「ヤマハ管楽器リペアスクール」(現「管楽器テクニカルアカデミー」)にて1年間の研鑽を積み、平成元年より地元上越市にて学校販売とリペアを兼任する業務に就く。平成11年9月より「リペア専任」となり、以後上越地区の学校現場や店頭にて預かったほぼ全ての修理を担当している。平成18年にはヤマハクラリネット・バスクラリネット修理の「シニアグレード」(ヤマハ独自の技術試験)を新潟県内の技術者で唯一取得し、より専門的で高度な修理技術と知識を備え、現場に提供している

楽器の修理については是非お気軽にお問い合わせください。

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